しごと日記Q&A編

  皆様が配達をしていて心温まるエピソードや自慢できるような事などあれば教えてほしいです。普段は人に言えない事もここで披露して下さい。
(2024年7月号掲載)

  今日は七夕。
  神奈川県平塚市では今日まで七夕まつりが開かれていますが、全国的に見ると、仙台の七夕まつりのように月遅れの8月に行うところのほうが多いようです。ちなみに、あまり知られていませんが福岡県小郡市には「七夕神社」と呼ばれる神社があります。

 よく読者の皆さんから「『しごと日記』はどんな人が書いているんですか?」という質問をいただきます。このコーナーを担当している内勤の社員(私)、実は、その小郡市のお隣にある福岡県大刀洗町(たちあらいまち)の出身です。
  大刀洗町は小さな町ですが、かつて東洋一と謳われた陸軍の飛行場があったため、戦前戦中世代の方にはわりと知られた地名だったようです。今から30年近く前、私がまだ上京したての新人君だったころは、集金などの際にお話をしていると『大刀洗』をご存じの年配のお客様もけっこういらっしゃいました。

 ある時、やはり訪問した先でお客様と話していると、実は同じ小学校を卒業した同窓の方だったということもありました。随分年上の先輩でしたが、同郷のよしみで随分かわいがってもらいました。「君が配ってくれる間はずっと新聞変えないから頑張りなさいよ」とも言っていただきました。配達エリアの変更のため、今では残念ながら当ASAからお届けすることができなくなってしまったのですが・・・。

 都会に憧れて飛び出すようにして出てきた故郷ですが、気が付けば、その故郷に助けられてこの仕事を続けられてきたのかなとも思います。
  普段は人に話さない、ここだけの話です。

 

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